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安部公房

臨場感(9)。

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あんがい、「裏側」だとか「陰謀」だとか言ったオドロオドロしい世界は、実はどこにも存在しないのかも知れません。その「裏側」や「陰謀」よりも恐ろしいのは、誠実で真摯に努力し、正しく正しく歩いてきて、結果的に間違えていることと、些細な刺激でいともたやすく右往左往してしまう、至って小市民的な感情と妄想の方なのかも知れません。

師走の怪談。

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師走も押し迫った頃に、続けて2つの出張が入っています。そのうちのひとつが今日、終わりました。昨日はホテルからのポストなのでした。非常に暖かくて助かりました。週末はさらに別の土地へ。それが終わると、ようやく一息つけそうです。いよいよ、今年もあとわずかですね。

棺桶くぐり。

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作家本人にとって、到底「決定稿」とは言えない作品を「遺作」と呼んで良いものか、いささかためらいを覚えます。後年になされた作品研究も、夫人による大幅な加筆…..ことによると「改稿」と言っても良い手入れがなされていたことを示唆しています。しかし、やはり「絶筆」には違いありません。 その発見のされ方がフロッピィであったことも、作品の特異性を浮き彫りにしました。安部公房の『飛ぶ男』です。

再開発。

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年に一度、出張で必ず訪ねる土地があります。その年にも依りますが、概ね3〜4日ほど滞在します。気が付けば今年で12年が経ちました。再開発の標的を免れた、典型的な地方都市だったはずでした。売物にできるほどの観光資源はありません。これといった産業もありません。また大都市が近いわけでもないので、ベッドタウンでもありません。衣食住など、暮らすことに必要な条件がこぢんまりと整っていて、域内で過不足なく完結している印象を覚えます。

090811_05:07AM。

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別にサボっていたつもりはないのですが、今夏はお盆返上で仕事に邁進することになりそうです。 健康で働けるのですから、ありがたいことです。ここまで仕事熱心で規範的な私に育ててくれた両親に感謝です。カミさんと子どもの理解にも感謝しなければなりません。なににせよ、感謝すべき相手が多くて大変です。先々週の週末には実家に帰省し、お盆に帰れないぶん、先に墓掃除を済ませておきました。これで先祖も大目に見てくれることでしょう。

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