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完成。

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来月発売予定のFinepix X100。かなり話題になっているようですね。ツィートもあちこちで飛び交い、特設サイト(こちら)も在るようです。私はデジカメのスペックに全く知識が無いので、仕様を見てもどこがどのように凄いのやら、まるで見当がつきません。それでも特設サイトの動画を見ていると、なんとも素晴らしいカメラに思えます。もちろん、実機に触れてみなければ何とも言えませんが、私たちの世代にとって「もっともカメラらしいカメラ」に見えるのです。

不思議なことに、軍艦部に巻き上げレバーの無いことを、さほど違和感なく受け止めているのです。おそらく、もっぱら”A”しか使わないはずなのに、シャッターダイヤルの存在がとても安心感を与えてくれます。

それ以上に、露出補正ダイヤルは間違い無く実用的。なるほど、この位置があったのか!!と、妙に納得させられます。GRユーザーにも違和感なく受け入れられそうです。

直に手を触れて操作することが最も必要な機能なのに、デジタルはそれをメニューの階層に埋め込んでしまいました。また、そのことが未来だと思えた時期がありました。しかし、それは錯覚だったようです。人間が動物である以上、結局は手指によって直に触りたいものなのかもしれません。ほら、この絞りリングだって、意味もなく触って回さずにはいられない……。

おそらく、特設サイトの動画で再生されるシャッター音も、多少の味付けは施しているのでしょうが、おそらくそのままレンズシャッターの音でしょう。まさしくそれは、機械のパーツが物理的に躍動している音に違いありません。あぁ…..このマニュアル感…..。

……と、ここまで書いて、何とも不思議な気がします。デジタル化はそのデザインに相当の自由度を与えたはずなのに、相変わらず「カメラらしいカメラ」に回帰しようとしてしまう…..それどころか、中途半端に銀塩カメラのフリをすることを止め、本気で銀塩カメラ(のデザイン)そのものになろうとしている…..。

いささか回り道した果てに、ようやく元に戻ることにしたのでしょうか…..。直感的な瞬時の判断は、直接触れるダイヤルに預けるに限る。そうすると、ますます回帰せざるを得なくなる…..。

(つづく)

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