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服の値段。

  • December 12th, 2010 (Sun) 20:53
  • 思惟

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11月の下旬、同僚と東京に出張しました。会議は午後から夜にかけての時間帯でしたから、後泊をすることになっていました。飛行機の手配やホテルの選定、果ては会場までの交通機関とそのスケジュールなど、彼は微に入り細に入り、緻密な計画を立ててくれました。それでいて、まるで押し付けがましいところがありません。まったく、人柄だなぁ…..と、ただただ感謝するばかり…..。

おかげで、私は安心して、会議で報告する資料を作ることに集中できたのでした。

幸い、翌日が休日であったため、二人で東京をブラリとしてから帰ろうということにしていました。むさくるしい男二人で東京をぶらついても…..と思われるかもしれませんが、別して私は喜んでいました。

この職場に移ってから、初めて同僚と出かける出張でした。また彼は至って有能で、この先も手を携えながらともに動くことになりそうですから、その人柄に触れるにはとても良い機会だと思ったのです。そもそも、この出張に誘ったのもこの私だったのでした。

さながら優れたツアーコンダクターのごとく、彼は仕事のない翌日のスケジュールまでキッチリと組んでいました。彼は事前に「どこか行ってみたいところは無いか?」と問いかけてくれていました。しかし、さほど希望の無かった私は、どこでも良いのであなたの行きたいところに連れて行ってもらえれば充分だと、はなはだ主体性なく答えたのでした。

いささかズルイのですが、こういうとき、私は人任せにした方が楽しめるのです。自分で旅程を組んでしまうと、相手が気に入ってくれたかどうかばかりが気になってしまい、いっこうに自分自身が楽しめないのです。それよりは、人の後ろにくっついて歩きながらGRを振り回している方がはるかに楽しく、それはどこであれ満足なのです。

おまけに出先が「東京」となると、いよいよ他人任せにした方が正解です。なにしろ、私の知っている「東京」とは、新宿とか銀座とか新橋とか中野とかの極く一角に過ぎず、およそ万人ウケする場所では無いからです。それに、ここのところは機械集めの熱もすっかり冷めてしまっていて、これらのお店に挨拶回りをすることも、すっかり無くなっているのでした。

なのでいよいよ、「あなた任せ」にしたほうが、決して自分では行かない場所を歩くことができて、実り多く存分に愉しめるのでした。

(つづく)

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