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続 商品出荷のお知らせ。

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しかし、やはりKURO君は重たいのです。喩えて言えば、子ども向けの図鑑1冊の大きさに、その3倍の重量が詰まっているのです(小学館のNEOシリーズの場合、量ってみると1冊あたり約900gでした)。つまり、出張にKURO君(2,360g)を連れ出すとは、鞄にNEO3冊を詰めて振り回しているのと同じなのです。道理で重たいはずですよね…..。

このKURO君をAirに置き換えるとどうなるのでしょう。比率から言えば、それは図鑑1冊がムックの『CAMERA Magazine』(Ei-Publishing)1冊に置き換わることと同じでした(約500g)。こんな具合に勘定すると、出張の頻度が増えた身には、Airの軽さがなんとも魅力的に映るのです。加えて横目にVAIOのXシリーズを見ていましたから、なにがなんでも軽いMacが欲しいと思っていたのでした。

ところが、いつまで経っても新型Airが登場する気配はありません。iPad、iPhone4が華々しく展開し、miniがコッソリとモデルチェンジする中にあって、依然としてAirだけが放置状態…..。一時はディスコンの噂まで流れたほどです。ただ、所詮は結果論に過ぎないのですが、ここに至るまでの展開は、なんとも巧妙に練られた筋書だったのでは無かろうか…..と思えます。

iPad発表時にネットブックを切り捨てたジョブズの発言は、遠回しにAirの存在を否定したかのように思えました。直接触れたわけではありませんが、ずいぶんとAirが貶められた気になったものです。またヒンジや発熱の問題も聞いていましたから「美しいけど、使えない。欲しいけど高すぎる。そしてなにより低スペック」と思っていました。

過去記事を振り返ってみると、初めてAirが登場した2年前、私はこんなことを書いていました。期待が大きかったぶん、失望も半端では無く、そのときの気持ちがありありと出ています。

とは言え、どう考えても、いまの私は「だるまさん転んだ状態」です。その価格には手も足も出ません(苦笑)。 ハイエンドでもローエンドでもなく、その狭間をこじ開けるように、しかもスペック的には下位機種と言っても良い製品を投じた理由はなんなのでしょう…..。堅牢な二階家に手を加え、無理矢理、中二階を拵えたような異和感が無いわけではありません。

『MacBook Air.』(2008年1月16日)

そうこうするうち、ここ最近になって、「やはり新型Airは出るらしい。しかも13.3インチではなく、11.6になるらしい」という噂が流れはじめました。おかげで私のように少しでも大きめのモバイルノートを欲していた方の中には、旧型Airの在庫処分に荷担させられた人もいらっしゃったかもしれません。

先にiPadを出して「これにキーボードが付いていれば….」と思わせておき、さらに「11.6インチしか出ないぞぉ〜」と思わせて、旧MacBook Airを定価販売で在庫一掃。上出来の心理戦です。今回、学んだことがあるとすれば、それはやはり、自分の必要に照らし合わせてしかモノを買わない、そんな決意をちゃんと抱える…..ということでしょうか…..。

(つづく)

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