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しんぱいしょう。

  • September 3rd, 2010 (Fri) 23:32
  • 家族

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「心配」なのか、それとも「心配」なのか、いったいどちらなのでしょう。親が子どもに向かって、「あんたはホンとにしんぱいしょうだねぇ〜」というときは「質」のような気がします。逆にお医者様が診察し、薬が出て、「治療」の範疇に括られたら「状」のような気がします。さすれば私の場合はよりいっそう「性」の方に近く、弟の場合はよりいっそう「症」に近寄って行くかのごとく思われます。

なにしろ彼の想像は、放っておくと火サスの脚本が2〜3本は書けてしまうくらい、あっという間に悲惨な末路を辿るのです。じっさい、彼は子どもの頃からサスペンス系の2時間ドラマを好んで(録画までして!!)観ている妙な子どもでしたから当然といえば当然です。想像力が豊か過ぎるあまり、その発想はとてつもなく貧困なのです。

しかし、そうして心配のストレスを私に向かって吐き出す彼の言うことを聞いていると、それは単に表に出すか出さないかの違いだけで、さほど私と違わぬことを考えているのだなぁ…..と気付かされます。他に違いがあるとすれば、彼はもっぱら感覚的に飛躍を繰り返して喋るのに対して、私は「そのような展開になることが予想される当然の根拠」を筋道(屁理屈)立てて考えてしまう、ということでしょうか。どちらがタチが悪いかと言えば、それはむろん、私の方に決まっています。

たとえば今朝、この土地に移って初めて、カミさんに駅まで送ってもらいました。今日から2泊3日の出張なのです。以前の土地に比べると、交通量も車線も多く、一方通行(午前と午後と出向きが違う)や騙しのレーン(直進かと思いきや、いつの間にか左折専用に早変わり)も数知れず、到底、カミさんには運転させられないと思っていたのです。にも関わらず、今日は初めてのお使い…..。最初から助手席に乗っとれと命ぜられたのでした。

とりわけ駅までの道のりは上級者コースです。当然、トラップに引っかかり、西口に付けるつもりが跨線橋を越えてしまい、大回りして東口に出る羽目になりました。それもこれも、ウッカリ左折レーンに入ってしまったからです。私の感覚では楽勝で中央のレーンに戻れるタイミングはあったのですが、そこはパニくったカミさんのこと。急に打たれ始めたピッチャーよろしく、その後の運転は危ういもので、思わず怒鳴ったくらいです。こちらはともかく、相手を巻き込んだらどうするのだ!!と。

そんな具合に別れてしまったのですから、そのあとが気にならないはずがありません。無事に自宅まで辿りつけたはずが無い、動揺して歩行者を轢き殺した、急ブレーキを踏んで大型トラックに追突させた、踏切で立ち往生して在来線を破壊した…..こんな時に携帯電話があったなら、いや、あっても一緒か…..等々、得体のしれない不安と妄想の連鎖に悩まされ、ホテルに戻るとフロントに悲しい伝言が届いていて…..いや、そもそもそんな事態なら、誰にも伝言など出来るはずもなく、あぁ、子どもに泊まるホテルの番号を教えておくんだったなぁ、とか…..。

で、先ほど自宅に電話を入れてみたのですが、何のことはない、ヘロっとカミさんが出てきたのでした。おまけに私が怒鳴ったのが腹立たしかったのか、「帰りも迎えに行くから、概ねの到着時刻を教えろ。」と、何かを決意した口調で言うのでした。

今日の発見。電話線を伝わってくるカミさんの声と息子の声が、妙に似ているな、ということ。変声期まで、あと何年?(現在、小3) 録音しとくんだったなぁ…..。こういうとき、iPhoneなら…..?

やれやれ、ぐっすり眠れそうです。

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