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親の子。

  • June 4th, 2010 (Fri) 23:50
  • 家族

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3ヶ月ほど前、従妹に2人目の子どもが生まれました。「同世代」という記事(こちら)に書いた従妹です。生まれたのは女の子でした。上が男の子でしたらか、なんともバランス良く生まれたものです。そのときは同じ県内に住んでいましたから、すぐにでもお祝いに行こうと思っていました。

しかし、私の異動が絡んだことと、彼女も同じ県内ながら、旦那が急な異動を命ぜられたため、互いに会えずじまいのまま、とうとう年度が明けてしまったのでした。

前の土地を離れるとき、なんだか従妹を置いてけぼりにしてしまうようで、そのことが心残りのひとつでした。もちろん、立派な旦那がおり、本人もしっかり者ですから、なにも心配することは無いのです。じっさい、2006年に彼女が嫁入してのち、私たち家族との間で行き来をした回数など、数えるほどしかありません。

しかし、誰も知り合いのいない土地で、ほんの少し車を走らせば会える距離に血縁が要ることは、お互いに大いに安心を与えてくれるものでした。正直に言えば、私の方が心強く思っていたのです。その従妹に、今日、会うことが出来ました。この週末、仕事でこの土地に戻っているのです。そのついでに彼女にお祝いを渡しに行ったのでした。折よく赤ちゃんも起きていました。とってもご機嫌に迎えてくれたのでした。

生後三ヶ月の赤ちゃんを、こうしてマジマジと見るのは、本当に久しぶりのことでした。その顔は、私の掌にすっぽりと収まってしまうようでした。輪ゴムをはめたようにぷっくりとした手首と足首の輪郭に目尻が下がらない者はいないでしょう。そこに座布団一枚あれば、寝転がるのに充分です。足の先から頭のてっぺんまで、対角線で用が足りるのです。

不思議そうにじっと見つめてくるその瞳は、大人の黒目の大きさと、ほとんど変わりが無いように思えました。何事かを一生懸命に知ろうとしている眼に見えました。あぁ、ここに天使がいるなぁ……そう思って、上からのぞき込んでいると、後ろから従妹が「誰かに似てると思わない?」と訊いてきました。咄嗟に思いつかなかった私は、数少ない身内の顔をひとりずつモンタージュしながら、彼女の顔に重ねてみたのでした。

私が出した答えは、彼女に最も年齢の近い従弟の子どもの頃の顔でした。それに対して彼女が出した「正答」は、彼女のすぐ下の妹、その幼い頃の顔なのでした。さすがにそれは解りません。言われてみれば「成程。」と合点が行きます。しかし改めて見直すと、眼は誰それ、鼻は誰それ、髪の毛と眉毛の濃さは誰それ、耳の形は誰それといった具合に、身内のみんなに少しずつ似ているように思えるのでした。

改めて、小学3年生になった私の息子が、実はずいぶんと大きくなっていたのだなぁ…..と思いました。生後3ヶ月だった頃の彼のことを、すっかり忘れていたことに気がつきました。しかし、すっかり忘れているクセに、いまだに生まれたての頃と変わらなく思えてしまうのはなぜなんでしょう…..? 「親の子」ってことでしょうか(笑)

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