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バブルラジカセ。

  • June 24th, 2010 (Thu) 22:58
  • 音楽

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年度末に引越をしたとき、これを機に捨てたものは幾つもあります。そのひとつがCDラジカセでした。SonyのSONAHAWKというシリーズのラジカセです。天井にAデッキとBデッキ、スピーカーが大小左右あわせて4つ、CDトレイはひとつ、普段は格納されているスイッチ・ボード(?)がボタンひとつで手前下部にスライドする仕様。シリーズのなかには、リモコンで本体の向きを遠隔操作できる機種もあったようです。

私の機種はそこまでの機能を備えたものではありませんでしたが、それでも学生時代の私を支えてくれた大事な機械でした。MD以前の時代です。ミニコンポにまでは手が届かない、しかしできるだけ良い音質で聴きたいという思いに応えてくれた機械でした。CDからのオリジナルテープの編集や、テープ トゥ テープ、NHK-FMのラジオドラマの録音などに大活躍でした。いまでは「バブルラジカセ」と呼ばれているようですね(笑)。

しかし、結婚して子どもが生まれ、家の中で音楽を聴く習慣が途切れたのを境に、ほとんど手を触れぬまま放置していました。テレビとは違って、普段からスイッチを入れることなど無かったのです。当然、ホコリまみれのままとなり、知らないところで致命的な傷みが進んでいたのでした。

まず、デッキがやられていました。Aデッキが回転しなくなったと思ったら、やがてBデッキも動かなくなりました。電源を入れた途端、何も触っていないのに、スイッチ・ボードが「うぃ〜ん」と飛び出たり引っ込んだりを繰り返しました。音量を調節するためのボタンが不自然に押し込まれたままの状態で凹んでいました。電源ケーブルが経年変化で硬化して、ところどころに亀裂が生じ、中の銅線が露出していました。

さすがにこうなると使えません。治すにしても、時代はとっくにMDをスルーして、いまやネットが中心です。してみると、このラジカセ、もうずいぶんと長い間、決して小さいとは言えないスペースを占有していたわけですから、むしろ晴れ晴れしい思いさえ抱きつつ、なんらためらいを覚えること無く、捨てることができたのでした。

ところが冷静に考えると、我が家にはカセットテープを再生してくれる機械が1台も無いのでした。実家にもありません。翻って手持ちのテープを見てみると、特にエアチェックもの(所詮、ラジカセでのエアチェックですから音質など知れていますがには、私的に貴重な音源があることも判りました。

はてさて、いったいどうしたものか。テープが健康なうちにデジタル化しておくことが大事かもしれません。しかし、そうしてバックアップを作ったところで、早晩、その後の音楽データの管理が大変なことは目に見えています。決して量が多いわけではありませんから、少し思い切れば良いだけかも知れません。

しかし、なんとも気が重いのです。いずれ徒労に終わるような気がするからでしょうか(苦笑)。

2009NGY026.jpg

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