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基軸。

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1994年、イモラでの悲劇の後、フジテレビが深夜に放映した特別番組の中で、司会を務める古舘伊知郎さんが、視聴者から届いたメッセージを読み上げていました。細かくは忘れましたが、「いままで自分はSennaのことが嫌いだった。しかしSennaを中心にF1を観ていたことは事実だった。Sennaを失ったいま、自分は何を「軸」にしてF1を観れば良いか解らない…..」といった主旨だったかと思います。

私の場合、「ずっとSennaしか観ていなかった」と言っても良いくらいでしたから、いわゆる”Anti Senna”の気持ちはまるで解らなかったのですが、このメッセージにはとても胸打たれたことを憶えています。

さて、いよいよ今日から2010年のシーズンが開幕しました。なんと言っても今シーズンのニュースはM.Schumacherのカムバックです。Senna亡き後のF1は、良くも悪くもSchumacherを軸に展開しつづけました。たしかにFerrari移籍直後、走行中に部品が飛ぶなど、悲惨な状況を嘗めたSchumacherでしたが、その後、Jean TodtやRoss BrawnとともにFerrariの黄金時代を築きました。

アンフェアとしか思えない勝ち方に、腹立たしく思ったことも一度や二度ではありません。ある意味、私は完全に”Anti Schumacher”でした。ところがSchumacherがSennaの勝利数を超え、その日のインタビューで号泣した姿を観て以来、私の中で何かが変わったのでした。

そうした私の心の変遷は、次の過去記事の中に…..。

エゴと献身 (2005.10.8)
egoism ≒ respect. (2006.4.24)
故意の妨害 (2006.5.29)
引退 (2006.9.11)

さて、そのSchumacherが帰って来ます。正直に言うと、昨シーズンは私にとって本当に退屈なシーズンでした。理由は判りません。際どい競り合いが展開した(らしい)シーズンであったにもかかわらず、録画したまま未見のGPもありますし、TV観戦中に居眠りしたことも、またそもそも放映日を忘れて見逃したことこと(しかも、あんまり悔しくなかった)さえありました。

Ross Brawnとともに、あのクレバーなレース展開を、再び見せてくれるのでしょうか? AlonsoやHamiltonやVettelとの対決も楽しみです。コンバインのようなフロントウィングを擁する今のマシンの外観は決して好きになれませんし、いまのF1の体たらくにも疑問符ばかりが付く(特にヒスパニアは本当に走って大丈夫なのか?とか、なんでBruno Sennaがヒスパニアなのか?とか)のですが、Schumacherという「基軸」の復活を、どこかで私は喜んでいるのでした(嬉)。

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