- February 8th, 2010 (Mon) 23:54
- 思惟

立春を過ぎてから昨日までの間、とても寒い日がつづいていました。もともと、この土地の寒さは優しくて柔らかい寒さなのですが、ここ数日は冬場の盆地のような、刺すような冷たさに覆われていました。その印象が強かったものですから、仕事を終えて職場の建物を出るときにも、寒さを迎え撃つべく身体は反射的に身構えていたのでした。
しかし今日は、コートに包まれた身体の中と、外気温との差を感じないくらい、暖かい夜でした。
春一番が吹いたのでしょうか? 星は出ていませんでした。職場から駐車場まで歩く間に小雨が降りました。暖かい雨に濡れたアスファルトから、萌え立つような春の匂いが漂っていました。いまこの瞬間も、時折吹く風に振り払われるかのように、天から小雨の粒が落ちているようです。
三寒四温、でしょうか。
とうとう、春が来てしまったのかも知れません。









