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教則本。

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その昔、「オフィシャル・コースウェア」なるシリーズがありました。たしか「カタパルト」とか言う出版社(?)から出ていたように思います。MS-WordやExcel、そしてAccessの使い方を学ぶための本ですが、一般的な「マニュアル本」ではなく、ステップ・バイ・ステップの形式で、各章の演習問題を解きながら、すこしずつ使い方を憶えていく仕掛けでした。

マニュアルさえ見ることなく、あっという間にそのソフトの使い方を憶えてしまう人が居るものです。私も最初のうちはマニュアル無しでいじってみます。そうして気が付くと、日常の仕事でそこそこに用の足りる程度には、そのソフトを動かせるようになっています。

しかしそこに止まっていると、私の場合、いともたやすく「頭打ち」がやって来ます。せっかく「パソコン」を使っているのに、実際には「手作業の論理」を機械に持ち込んでいるに過ぎず、ちっとも能率が上がらないのでした。喩えて言えば、Excelで連番を振るだけの作業を、律儀に1、2、3…..と入力し続けることしか知らないでいるようなものなのです。

このオフィシャル・コースウェアが私の肌に合ったのは、読者にある程度の試行錯誤を強いるため、それだけ知識の定着が良いことでした。ひとつひとつの演習課題は単純で、ひとつの解法しか教えてくれません。しかし1冊を解き終えてみると、そこで身に付けたノウハウを、現実の課題に複合的に総動員しようとしているわけなのです。

ある課題と出会うと、手持ちの中で最も効率の良い解法を選択しようとしています。もっともそれは、身につけたものの枠内でしか「課題」を診ることができない…..ということでもあります。ただ、手持ちの解法に引き寄せて課題を解体することもあれば、逆に課題のおかげで解法が鍛えられることもあるのです。解けない課題に遭遇すれば、手持ちの基本を元手にして、我流の解法を作ることも出来たのでした。

多少なりとも…..つまり、いくぶんマクロや関数を含めてExcelとAccessを使えるようになったのは、間違いなく、このオフィシャル・コースウェアのおかげでした。ひとつの課題を解くのに、複数のアプリを潜らせることを憶えたのも、このオフィシャル・コースウェアによる下地があったからかもしれません。

同じ解に辿り着くにも、幾筋もの手法があること、そしてその手立ての組み合わせを発見することは、本当に愉しいものです。最近、その手の教則本を見ることが無いのですが、同じようなオフィシャル・コースウェアってあるのかな…..? 昨夜、AppleのホームページでiWork ‘09のビデオ・チュートリアルを視ていたのですが、なんだかとっても使えそうでした。とにかく、楽しそうなのです(笑)。

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