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従妹の結婚。

  • October 4th, 2009 (Sun) 20:10
  • 家族

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今日は従妹の結婚式でした。にもかかわらず、私は出席していません。実は一昨日の『三角食べ』を書いた翌日から、他県に出張に出ているのです。予定の仕事をどうにかこなし、今はホテルからのポストです。気が付かないところで、緊張していたのでしょうか。また、意識を差し置いて、身体の方が先にホッとしたのでしょうか、なんだか少々熱っぽく、食欲も湧いて来ないのです。この記事を書き終えたら、さっさと眠ってしまうつもりです(苦笑)。

さて、それよりも従妹のこと。この出張の日程の方が、彼女の挙式の日取りよりも先に決まっていたために、どうしても調整を付けることが出来ませんでした。その代わり、カミさんと子どもには出席してもらっています。今頃は全ての行程が終わっていて、ホッとしていることでしょう。カミさんと子どもは、帰りの電車の中に居るはずです。

従妹は私よりも15歳年下です。「従妹」と呼ぶには、いささか年齢が離れ過ぎています。しかし彼女は私に「お兄ちゃん。」と呼びかけてくれます。どれほど世の中が広くとも、私に「お兄ちゃん。」と呼びかけてくれる者は、この彼女を間に挟んだ三姉妹しかいないのでした(「お兄さん♪」と呼びかけてくる輩はたくさん居るでしょうが….)。

三姉妹の次女にありがちな性質かもしれませんが、この娘(こ)はとても引っ込み思案です。そうして、いつも穏やかにニコニコとしてます。およそ激した様子を見たことがありません。ただ今回の披露宴に際して、赤ん坊のころからの写真を宴席に映し出すことだけは、頑として承知しなかったそうです。その様子に、祖母から続く血縁を感じて微笑ましく思います。

15歳も離れた従妹ですが、いくつか印象深いエピソードが残っています。家族で小旅行に出かけた折り、立ち寄ったワイナリーでグレープジュースとワインを間違えて飲んだのが3歳の時。叔父がふっと後ろを振り返ると、真っ赤な顔で「ヒック!!」と連発していたそうです。

それとほぼ同じ頃だったでしょうか。受験を控えていた私は、二階の部屋で勉強をしていました。たしか、秋口の日曜日でした。近くに住む叔父夫婦が来ることになっていました。車の音がして、「あぁ、来たな…..」と判ったのですが、キリの悪かった私は、そのまま挨拶に降りることもなく、机に向かっていたのでした。

そうして30分ほども経った頃でしょうか。どこからともなく、幼な子の泣く声が聞こえてきました。その声は断続的に響いてきます。当時、近所にそれほど小さな子どもをもつ家はありません。しかし間違いなく、子どもの泣き声です。否、叫び声と言っても良い調子です。しかし、どうにも不可思議なのです。あきらかに精一杯の大声を張り上げて叫んでいる様子なのに、まるで何かで封をされたかのように、遠くから聞こえてくるように思えるのでした。

どこからともなく壁伝いに響いてくる叫び声。しかも、いつまで経っても止む気配がありません。訝りながら、私は窓を開けました。すると、やはりたしかに聞こえてくる。しかも、ひとりきりで泣いているようで、傍に大人の居る気配はありません。いったいどこから…..?と身を乗り出した私は、どうやら眼下の叔父夫婦の車から聞こえて来るらしきことに気が付いたのでした。

(つづく)

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