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還る場所(1)。

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しばらくパソコンに向き合わない日々を過ごしていました。おかげさまで、ずいぶんとリフレッシュできました。そのクセ、こうやって再びectoに向き合っているところが何とも言えず「元の黙阿弥」ですが(苦笑)、おかげでこの”memoranda”とフォトログ”light with shadow”だけは、やはり続けていたい場所だなぁ…..と、改めて思うことができました。

更新を止めていた間、ectoに向き合うどころか、ロクにパソコンに向き合うことをしませんでした。仕事絡みでやむを得ずお付き合いする以外、早々に電源を落として脇に退いてもらいました。おかげでカミさんや子どもと話しをする時間が増えました。なにより、買うだけ買ってほったらかしていた本をたくさん読むことができました。

なかでも宮本常一の『民俗学の旅』(講談社学術文庫)と、昨年4月から新装再刊の始まった『私の日本地図』(未來社)の一連のシリーズ、その初回配本『第9巻 瀬戸内海III 周防大島』を読み終えることができました。当然と言えば当然なのですが、ネットを閲覧するだけに無駄遣いしていた時間を削り込めば、幾冊も本を読める時間を楽に産むことができるのでした(笑)。

前者『民俗学の旅』は宮本の自叙伝です。既に『忘れられた日本人』と『家郷の訓』(以上、岩波文庫)、そして『庶民の発見』(講談社学術文庫)を読んでいた私にとって、この『民俗学の旅』は重なり合う部分が多いように思えて、ほったらかしにしていたのでした。宮本自身を知るための、最も入門的な本だと知っていながら…..否、それ故に、読んでしまった気になっていたのです。

ところが半ばを過ぎたあたり…..特に戦争を挟んで前後のことや、空襲で焼け出された大阪府民から帰農を希望する者を集め、これを北海道の開拓民(入植者)として引率した経験を語った「戦時中の食料対策」あたりから、今まで知らなかった宮本のことが次から次へと出てきて、一気に読み終えてしまったのでした。

(つづく)

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Comments:2

SORA 09-08-29 (Sat) 0:57

同感ですね・・
私なんかは一日中パソコンに張り付いているような人間ですが、どうもネットというものは無駄に時間を費やすようです。
特に高速回線で常時接続になってからがいけません・・
おかげで買うだけ買って読んでない本が山のように積まれてます。(汗)
たまにはネット遮断生活なんてのもしてみたいものですが・・(苦笑)

mb 09-08-30 (Sun) 17:47

SORAさん、こんにちは。返信が遅くなってすみませんでした。
白状すると、意識的にパソコンを遠ざけた部分と、仕方なく遠ざけた部分と両方の理由です。夏バテだったのか、少しく体調を崩してしまい、とてもパソコンに向き合う気力が湧いてこなかったのでした(苦笑)。健康のありがたみを改めて実感します。そして、一病息災。おかげで時間の使い方を、改めて見直す機会を得ることが出来たのでした(笑)。

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