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続 090811_05:07AM。

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そして三次会もお開きとなり、最後まで残った野郎3名、連れ立ってホテルまで戻りました。接近中の颱風を感じる空模様でしたが、そこは嵐の前の何とやら。折良く雨も上がっていて、ネオン煌めく路上が何とも艶めかしくて綺麗でした。フロントで鍵を受け取り、「これにて解散!! 明日は朝から自由行動!!」の確認を取り付けて、それぞれの部屋に収まったのでした。

ホテルに戻ったのは午前0時を少し回ったところでした。久しぶりのアルコールにすっかり気持ちの良くなった私は、シャワーを浴びてさっぱりしたあと、持ち込んでいたMacBook KUROを開き、独りTwitterと戯れたのでした。

そのときの私は完璧に「翌朝10時起きモード」でした。11時がチェックアウトだったので、その1時間前に起床して朝食を済ませ、ホテルからほど近いところにあるはずの中古カメラ店(事前にチェック済み)を覗いてから帰路に就くつもりでした。そうして布団に潜り込んだのは、なんだかんだで午前2時を回っていたような気がします。

そして、猛烈な揺れとともに起こされたのでした。2009年8月11日、午前5時07分。出張先は静岡市だったのでした。すぐに地震だと判りました。しかも、今までに経験したことが無いほどの強烈な揺れだと判りました。枕元に眼鏡も時計も用意していなかった私は、ベッドに腰をかけた状態で、揺れが収まるのを待つしかありませんでした。

あとで知ったところでは、ものの10秒も揺れなかったそうです。しかし、私には20秒から30秒…..ひょっとすると1分近くにも思えました。収まってからすぐに点けたNHKは、既に速報を流していました。こういう危機的な状況で、実写版モンチッチのような愛くるしい笑顔の高瀬耕造アナには癒されます。事態は危機的だったはずですが、おかげで落ち着いて行動できるような気がしました。

にもかかわらず、その後の私はボンヤリとしたままでした。地震に対する不安よりも、「午前10時起きモード」を妨げられた怒りの方が大きかったかも知れません。とは言え、自然に逆らえるはずもありませんから、少し冷静になってみたりしました。たとえば、このホテルにガス漏れが起きていないか、火事の兆候は無いか、ドアはきちんと開くのか、壁面にヒビは入っていないか、隣室の同業者は生きているか…..。

しかし、私は動き回ってそれらを確認したのではありません。相変わらずベッドに腰をかけたまま、寝惚けた頭で即席のチェックリストを拵えて、それで充分に満足していたのでした。

(つづく)

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