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続 投票に行こう。

  • July 22nd, 2009 (Wed) 21:44
  • 思惟

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2〜3割程度の民意しか支持していない「第一党」が、しかしそれ故に8割を超える法案を通している現実を見ると、やはり投票には行くべきだなぁ…..と思えてくるのです。子どもの頃、「民主主義」とは「多数決」だと習ったような気がします。しかし、そのときにイメージしていたのは、票を持つ全ての人が律儀に投票し、その「過半数」を占めたことを「多数決」と言うのだろうと思っていました。

しかし、現実には2割程度で充分なのです。「圧倒的多数の棄権者が出るようにコトを仕掛ければ、あとは全有権者の2〜3割程度の票を固めることで勝利できる。しかも、元々、一定数の組織票を維持していれば、2〜3割という数字は比較的容易に固めることが出来る。日本の「民主主義」は、実はこんな具合に作られてきたんだよ」。そんなふうに教えてくれる先生がいたならば、選挙に対する見方も少しは変わっていたかも知れません。

どれほど「一票の大切さ」を説かれても…..、あるいはそれを強く説かれれば説かれるほど、逆に「大勢(たいせい)には全く影響しないタダの一票の私」という思いが募っていました。先人たちの苦難の末、時として流血の惨事を経て獲得された選挙権であることは判っていても、私の一票が何かを変えるとは到底思えず、「無くても良い一票」としか思えなかったわけです。

しかし、そんな具合に私と同じような思いを抱え、棄権する人が多くなればなるほど、「第一党」の座を勝ち得るハードルは下がってくれるようです。だとすれば、たとえ意中の候補者や政党が見つからなくても、みすみす「棄権」を選ぶより、むしろ他の候補者や政党に、自分の票を乗せるべきなのだろうと思ったのでした。

そして、こんなことも考えます。とりあえず、マニフェストはどの政党、候補者のものも、虚心に眺めることにしよう。賛同できるものに出会えれば幸いですが、仮に出会えなければ、最大限、譲歩できるものを選択しよう。そのうえで、その公約を子どものように無心に信じてみることにしよう。そして…..いちど徹底的に裏切られる経験をしてみることも大切なのではないかと(笑)。

「浮動票」で「無党派」な私の一票ですが、すこし本腰を入れて今回の衆院選と遊んでみようと思っているのでした。所詮、私は一票に過ぎませんが、3割程度を固めただけで「第一党」を名乗れる構図が続くことには、いささか食傷気味なのでした。

ちなみに過去、選挙にまつわって書いた記事は次の通りです。あわせて読んで頂ければ幸いです。

●数値変換。(2005年9月13日)
●モスの囲い込み。(2007年8月9日)

願わくば、同情票狙いで誰かが死んだりしないことを祈るばかりです。ドラマ『SP』の「掃除屋さん」が、不気味に思い出されてならないのです。

(了)

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