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電気自動車(3)。

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さて、そんなこんなで、ひととおりディーラーさんからもお話しを伺い、エコカー減税や補助金のことなども教えてもらいました。もっとも、ゼニカネの問題ではなく、要は今の車への愛着の問題なので、補助金行政に心が揺れることもなく、「いずれにせよ、そう遠くない将来には…..」 とお茶を濁して帰ってきました。ディーラーさんも快く、「では、そのときに…..」と言って下さいました。

さて、自宅に戻ってから、頂いたカタログを眺めたり、ネットであれこれと情報を集めたりしました。いずれもそれぞれの立場や個人的な意見に基づくものが多いので、果たしてプリウスが客観的にどのように受け止められているのか、にわかに判断できない難しさがありました。

ただ、ハッキリ思えたことは、ハイブリッドという機構は、電気自動車に至る過渡期の仕組みに過ぎないのだなぁ…..ということでした。そのときは、その程度の淡い印象でしかなかったのですが、6月10日(水)の日経新聞に掲載の「クルマ新時代(上) −幕開け電気自動車時代」という記事を読んで、いよいよ、これはタダゴトではない変動が近付いているらしい…..という確信を抱きました。

記事を執筆した村沢義久さんによると、米国のベンチャー企業「テスラ・モーターズ」は、創業5年にしてスーパーカーを凌ぐ加速性能と、400km近い航続距離を誇る電気自動車を開発し、一部のセレブ相手とはいえ、既に300台近くを納車していると言うことでした。モーターと電池だけで成り立つ電気自動車の方が、ガソリン車に比べてはるかに機構が簡単なため、異業種からの新規参入が容易であり、事実、「スモール・ハンドレッド」と呼ばれる企業群は、個性あふれる電気自動車を開発し、その一部は実際に販売されているようなのです。

寡聞にして、初めて知ることばかりでした。高出力・長寿命バッテリーの小型化と低価格化さえ可能になれば、いつでも電気自動車が主流になる時代がすぐそこまで…..しかもその一部は実現済み…..来ているような印象を覚えます。「好調インサイト」や「新型プリウス18万台」の煙幕によって、肝心要の「実用に耐える電気自動車の登場」という国外の事実が、意図的に覆い隠されていたのではないか?と勘繰りたくなったくらいです。

もちろんバッテリー問題は、最も困難な壁としてこの先も電気自動車の普及の前に立ちはだかるのだと思います。しかし、多くのEV車がユーザーに充電させようとしていること自体、なんだか間違っているような気がします。いったん電池切れになってしまえば、「おとなしくソケットを探して一晩我慢しましょう」では、到底、普及しないでしょう。

各社共通規格のバッテリーユニットを作れば良いのではないか….と思えます。あらかじめ充電済みのバッテリーユニットを方々のスタンドに配置しておく。電池切れになったユーザーは、スタンドでバッテリーだけを交換してもらう。スタンドはそのバッテリーを充電して、別のユーザーに再利用する。電池本体の代金はスタンドが負担をし、ユーザーが使用した電気代+αに含めて、その設備投資分を回収する…..。もちろん、ユーザーにとっては、そのランニングコスト(航続距離に対する消費電気代)が今のガソリン車の燃費よりも安価でなければ意味がありません。

おそらく、「電池交換式」といった程度の発想は、とっくの昔にどなたかが考えているでしょうし、実際にそうした動きは既に現実に起きているのかも知れませんね。

(つづく)

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