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赤錆びた光景(1)。

2007Yskn039

結婚後、初めて手にしたカメラ。実はMINOLTA α707siでした。職場の備品を拝借したのです。その頃、カメラに対する興味は皆無でした。休日にカミさんと2人で出かけるとき、その記録がまったく残らないのは如何なものか…..。そこに、誰も使わなくなっていたこのカメラが転がっていただけなのです。

もちろん、「写りさえすれば、どんな機械でも構わない」と思っていたわけではありません。しっかりとした一眼レフ、そして初めて手にするAFカメラでしたから「とりあえず、ちゃんと写るだろう」と、根拠もなく思っていたのです。

しかし2回、3回と使っているうちに「なんだか違うなぁ…..」と思いはじめていました。AFの合焦がもどかしい。絞りを変えたくても絞りリングが見当たらない。シャッタースピードに至っては、いちいちコマンドダイヤルで液晶画面に呼び出す方法。取説も無かったので、シャッターボタンを押す以外、まるで使い方が判らなかったのです。

仕上がったL判のプリントを見ても、なんだか間の抜けた色調にガッカリすることばかりでした。特に緑色がいけません。シラけたような色合いで、まるでサマにならないのです。AFのクセに、ピントがズレている写真も、1枚や2枚ではありませんでした。

もちろん、これはα707siの責任ではありません。カメラや写真に関する知識が、当時の私に皆無だったからなのです。しかし結局、その異和感が私をカメラ店に導くことになり、中古コーナーのF3に巡り合わせ、かつてNikomat FTnを手にしていた記憶を呼び起こしたのでした。その後の展開は『愛機F3』という連載に書いたとおりです。

その当時、使っていたのはカラーネガばかりでした。それも、まとめ買いで安く手に入るもの。なにより、フィルムにそれほど多くの種類があることさえ知りませんでした。1998年の初夏から翌年の初秋……新婚1年目の頃のことです。

(つづく)

2007Yskn038

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