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続 継続の遺伝。

  • July 29th, 2008 (Tue) 17:35
  • 家族

Pens07Tyo032

昨夏、人からカブトムシを貰いました。盆休みに帰省した折り、そこで捕まえた雌と同居させたました。こちらに戻ってみると、卵が産まれていました。どのみち、孵ることは無かろうとタカを括っていたのですが、その後、なにやら土の中に蠢くものが。探ってみると、巨大な幼虫が4匹も居たのでした。

慌てて土を増やし、朽木を入れました。それはそれは見事なくらい、まるまると太った幼虫でした。しかし、本物の地中ならいざ知らず、ケースのなかの薄い土の中で、この土地の冬の寒さが凌げるはずは無かろうと思っていました。なにより、育成モノにまったく嫌われている私です。ハナから悲観的なのでした。

ひと冬を終え、初夏の陽気になった頃、いいかげんにケースを片付けたようと思っていました。そのつもりで玄関に放置していたケースを持ち上げたところ、内側に透けて見えたのは、間違いなく蛹でした。カブトムシの蛹を観たのは、おそらく生まれて初めてのことです。

子どもは大喜びです。私もむろん、喜びました。しかし、どこまでもジンクスに取り憑かれていた私は、蛹のまま死んでいるに違いないと思い込むことにしました。その後始末のことを考えただけで、憂鬱だったのでした。

ところが…..。

いまや4匹とも、当然のような顔をして、成虫になっています。しかも、雄雌で二組。子どもは「カブちゃん、カブちゃん!!」と大喜びです。空いていたもうひとつのケースに、ひと組のカップルを分けました。そうして夜はベランダに、日中は玄関外の階段脇に、2つのケースを移動させるのが、この夏の我が家の日課となったのでした。

こまめに気を遣いながら、霧吹きで水を吹いたり、昆虫ゼリーを絶やさないようにしているのは、私よりもカミさんの方です。しかも、それが度を超した過保護にならず、まさしく、生かさぬように、殺さぬようにの間を空けて続くのです。「根気」などと肩肘張らず、「思い出したように」続けることをできるのが、私とは決定的に異なるカミさんの資質なのでした。

彼はどうやら、そんな「継続」を受け継いでいるようです。むろん、運も大きいとは思うのですが、その運に恵まれていることも含めて、やはり遺伝なのかなぁ…..と思ってしまうのでした。

ところで、同じ親から産まれた雌雄のペアですから、やはり、伴侶は別に求めた方が良いのでしょうね……。と、なると、さらにケースが2個必要になり、都合8匹のカブちゃんに囲まれることになるのですが……。

(了)

Pens07Tyo004

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