Home > 自動車 > 続 続 愛着。

続 続 愛着。

2007Mi2931

結局、今回も買い換えは見送りました。ディーラーさんの説明は充分に腑に落ちるものでしたし、「安全」を考えれば、相当に心が動いたことも事実です。突発的な故障が重大な事故を招き、私や身内はともかく、関係のない第三者を巻き込むリスクを考えれば、これほど迷惑千万な選択はありません。

しかし、愛車にとって決定的なダメージが見当たらないいま、どうしても買い換える気持ちにはなれないのでした。そのあたりの理由は「100001」という記事(こちら)に書いたとおりです。

この選択が後々、愚かな行為であったということにならないよう、祈るばかりです。

ディーラーさんに会ってから2日後に、今回も車検をお願いする旨を伝えました。すると彼は、「判りました。それでは、しっかりと診させてもらいましょう。」と、実に清々しく応えてくれました。それはそれは、とても気持ちの良い応対でした。

私の身内の中で、車に関しては唯一の先達でもある叔父に、今回のコトと次第を話しました。叔父はこれまで、国産大衆車を実に丁寧に乗り継いできています。通勤距離が往復で約70kmということですから、ものの5年で100,000km近くに達するわけです。

叔父が最も長く乗った車、その走行距離は17万kmだったそうです。高速道路を走行中にエンジンが火を噴き、その後、ロシア行きの貨物船に積みかけられていた同型の車からエンジンだけを取り寄せ、ゴッソリ入れ換えて乗り継いだのだそうです。

「昔は買い換えたくなるだけのハッキリとした理由があった」と叔父は言います。叔父にとって、その多くは技術革新だったようです。エアコン、パワステ、パワーウィンドウ、ドアミラー、エアバッグやABSなど、買い換えるたびに、なにかしら新しい技術が搭載されていたというのです。

ところがいま、そうした差が同じメーカーの中でも、また他社との間でも消えてしまい、積極的に買い換えたくなるだけの動機がとても希薄になったとか。そして、買い換えへの一歩を踏み出すか否かは、その車への愛着次第になってしまう、とも。

叔父は筋金入りの理工系で、私は正真正銘、掛け値なしの文科系ですが、こんな思考の相似形に、叔父と私を繋ぐ「遺伝子」を感じずにはいられないのでした(苦笑)。

(了)

2007Mi2951

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://memoranda.egoism.jp/blog/2008/03/%e7%b6%9a-%e7%b6%9a-%e6%84%9b%e7%9d%80%e3%80%82.html/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
続 続 愛着。 from memoranda

Home > 自動車 > 続 続 愛着。

Spider
Recent Entries
Recent Comments
Archives
Categories
Now Playing
flickr Photostream
DSCF7851DSCF7849DSCF7848DSCF7846DSCF7844DSCF7840DSCF7839DSCF7853DSCF7833
TagClouds
Search
Feeds
Meta
Counter

Return to page top