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発露。

2007Mi170

「アクション映画」という言葉から連想する作品名、もしくは俳優さんは、人によって様々かと思います。私の場合、その間口はたいそう狭く出来上がっていて、優作さん以外のものは「アクション」とは認めがたいのでした(笑)。

ですから、その昔、マンダムのCMを務めていたCharles Bronsonが「アクション俳優」と呼ばれていたことを知ったときは、少なからぬショックを覚えたものでした。

つまり、優作さんの作品群を知ってしまったあとの私は、それこそが「アクション映画」なのであって、いわゆるマッチョな肉体派男優主演のドンパチものは「アクション・シーンのある娯楽映画」でしかないのでした。

同じことは、カンフーを多用した(と思しき)香港映画や台湾映画にも言えます。計算され尽くした掛け合いの妙に舌を巻くことはあっても、その一挙手一投足に演者の感情の発露を観ることはありません。The MATRIXを「凄い!」とは思っても、まったく感情移入できないのは、そんな歪みの無さに原因があるのかも知れません。

(チャンバラも「掛け合いの妙」に違いありませんが、そこにたやすく感情移入できてしまうのは、私が日本人だからでしょうか……?)

それはともかく、昨日で最終回を迎えたドラマ『SP』。久しぶりにハマることのできたドラマでした。放映開始時刻の変動のせいで、ついつい、見逃してしまった回もあったのですが、フィルム調の蒼味がかった陰鬱なトーン、救いの見えないストーリー展開に引き込まれていました。

なにより心に残ったのは、主演の岡田准一さんのアクションです。NHKの『大化改新』以来、気になる俳優さんではあったのですが、その理由がようやく解ったような気がします。つまり、しなるようなその動きが、役柄の感情を正確に翻訳しているように思えたのです。それはどこかで、優作さんの演技に通じるものでもあるのです。

4月にはスペシャル版も放映されるとか。いまからとても楽しみなのでした。

2007Mi166

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