Home > 家族 > ネズミの歯。

ネズミの歯。

  • January 25th, 2008 (Fri) 17:52
  • 家族

2007Mi168

6歳にして3本、しかも下の歯ばかりという順番が正常なのかどうかは判りませんが、一昨日、息子の歯が抜けました。正面真ん中の下2本は既に生え替わっていて、その右隣が抜けたのです。

私が子どもの頃は気が付きもしませんでしたが、今回、息子の歯の生え替わりを眺めていて判ったことがあります。最初の下2本が生え替わる頃、歯茎のすこし奥の方に、既に永久歯が頭を覗かせているものなんですね。てっきり、乳歯を押し上げるように生えるのかと思っていました。

もちろん、個人差もあるでしょうが、うちの子の場合、グラついている乳歯の後ろ側で、白い永久歯が赤い歯茎を突き破るように、頭を覗かせていたのでした。美ら海水族館の鮫のコーナーにある、幾重にも重なり、出番を待っている鋭い刃の骨格標本を思い出しました。

最初の下2本が抜けたあと、綺麗に生えてくれるものかどうか、いくぶん気がかりでした。微妙に左右に傾いでいるように見えましたし、生えそろうと互い違いに重なるのではないかと思わせるような伸び具合でしたから。

しかし不思議なもので、生え揃ってみると、きちんと行儀良く並んで立っているのでした。いまのところ、その歯の先端は「山」の字のように盛り上がっています。「大事に使えよぉ〜」と言い聞かせています。

子どもの頃の、歯の抜けたときの独特の感覚を思い出します。すこし血の味のするその空隙に、飽かず舌先で触れていたものです。時折、指で触ってみては、その跡を確かめて、喪失と期待が綯い交ぜになった心地がしていました。気持ち良いとも悪いとも言えない、妙な心地でした。

私の実家では、下の歯は屋根に放り投げ、上の歯は縁側から床下に放り込み、「ネズミの歯と替えとくれ。」と言うことになっていました。本当はそうしたいところなのですが、集合住宅の5階では、屋根に上げ損なって、地面に落ちてしまいそうです。

そうして未だに大切に保管しているのです。どうしたものかと思案中なのでした(苦笑)。

2007Mi164

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://memoranda.egoism.jp/blog/2008/01/%e3%83%8d%e3%82%ba%e3%83%9f%e3%81%ae%e6%ad%af%e3%80%82.html/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
ネズミの歯。 from memoranda

Home > 家族 > ネズミの歯。

Spider
Recent Entries
Recent Comments
Archives
Categories
Now Playing
flickr Photostream
DSCF7851DSCF7849DSCF7848DSCF7846DSCF7844DSCF7840DSCF7839DSCF7853DSCF7833
TagClouds
Search
Feeds
Meta
Counter

Return to page top