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続 続 適材適所。

  • December 25th, 2007 (Tue) 23:50
  • 家族

2007Mi126

その後、よくよく気をつけてみると、休日の朝、朝食を終えるたびに、「おとうさん、もう少し寝ていたら?」と彼が私に勧めていたことが判りました。情けないことに、いままで私は、そんな理由があったことに気が付かずにいたのです。

彼のその言葉に素直に従ったフリをして、隣室に寝ころび、聞き耳を立てていると、案の定、彼はカミさんにヒソヒソ声で耳打ちし、トイレに駆け込んでいるのでした。

専門の学者さんにでも訊ねれば、「父親に排泄を気取られないために小細工を労する幼稚園児」の心理や、そこに潜む無意識の葛藤の内訳をひもといて下さるかもしれません。ただ、それを知ってしまうことも怖いので、敢えて調べないようにしています。

尋常ならざるカメラマニアであるところの我が父によると、幼児の頃の私自身は、聞かれもしないのに「うんち、行ってくるね!!」と、いちいち快活に宣言し、意気揚々とトイレに乗り込んでいたようでした。

それに比べて、彼の繊細さ(と言うか、神経質)の原因は、いったい奈辺にあるのでしょうか。間違いなく、私と彼との間に起きている現象なのですから、私自身に多くの原因があるに違いありません。

そのように恥ずかしいことを、親子でありながら素直に見せられないどころか、できる限り隠してしまいたいと思わせてしまうほど、私は彼に見えないストレスを与えているのか……。そう考えると、いままでの私自身の振る舞いや、彼との関わり方そのものを、反省せざるを得ないのでした。

いったい、どこにどんな落ち度があったというのだろう……子どもらしい素直さを抑圧し、表に出させていない私とは……。しかも、そのことに、まるで自覚の無かった私とは……。

……と、独りで煩悶している私の傍らで、逆にカミさんは独りでご立腹なのでした。「なんで、私は良いのだ?」と。

(了)

2007Mi121

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