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続 続 続 続 新規開拓。

2007Mi022

加えてScrivenerに好感を抱いたのは、そのヘルプ機能でした。もちろん、これも私の乏しい経験と偏った見方に過ぎません。なにしろ、このジャンルのソフトは初めてですし、使い始めから10日も経っていないのですから(苦笑)。

しかし、知りたい機能に対して、的確な情報が迅速に得られるという、その成功体験を二度、三度と味わえば、誰しも好感を持たざるを得ないのではないでしょうか?(笑)

おそらく、このソフトの開発者は、ヘルプの充実にも、相当に力を注いだのだと思います(その点では、Journlerの開発者にも、同じ意気込みを感じます)。具体的な例を挙げるのは難しいのですが、「どこまでも、ユーザーの側に立ったヘルプ」とでも言えば良いでしょうか。

疑問に対する回答が的確に現れる、その一対一的な関係が洗練されているばかりではありません。Scrivenerが優れているのは、「何が出来るか?」への回答だけではなく、「何が出来ないのか?」「敢えてしようとすれば、どのような手立てがあるか」にも答えようとしているところです。

身も蓋もなく言ってしまえば、「ソフトを覚える」とは、要するに「次に押すボタンがどれであり、どのメニューをクリックすれば、求める結果を得られるのか、その連鎖を把握すること」に過ぎません。

今日のソフトの多くは、使い手の類推によって、ある程度、マニュアルを読まずとも使いこなすことができます。しかしその「類推」は、「当然、できるはずだ」という使い手の傲慢さを含み持つものです。

そうして機嫌良く歩いていると、いつの間にか袋小路に陥るのです。しかし、使い手の傲慢がそれほど簡単に拭えるはずもなく、気が付けば「悪いのは自分ではなく、「未成熟」なソフトの方なのだ」と責任転嫁しています。

逆にヘルプのなかにも、ともすると開発者の自慢話・手柄話に過ぎないもの、もしくはユーザーに門前払いを喰わせるだけのエゴイズムに彩られたものがあります。開発者の傲慢さとユーザーの傲慢さがぶつかる場所が「HELP」です。仲良しになれるはずがありません。

そんなとき、ヘルプに「出口はこちら→」と、優しく道案内してくれる繊細さが有るか無いか。これは大きな違いです。その安全装置が無ければ、「袋小路に問題があり、自分の操作にも問題があり、なにかしら解決できる手立てが有るはずだ」と信じ込み、壁におでこをくっつけたまま、ひたすら足踏みを繰り返すことになってしまいます。

(つづく)

2007Mi004

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