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前厄間近。

2006Octtyo036

他所に暮らしている、6つ年上の先輩がいます。昨秋、仕事でこちらに来られたとき、数年ぶりの再会を果たしました。学生時代にお世話になった方です。いささか大袈裟な言い方になりますが、その方が時折発した言葉は、私にとって世界や生き方への目を開くものとなっています。

結婚は私よりも遅かったのですが、私よりも年若い奥様を娶られ、ふたりのお子さんにも恵まれ、いまは幸せに暮らしておられます。そんな先輩との久しぶりの再会は、いまの身の回りの雑多なことを忘れさせ、15年以上前のあの頃に引き戻してくれるものでした。

「年齢相応の課題がある」という言葉を私に教えた者はその先輩でした。私にとってその言葉は、その後の人生の歩き方のなかで、折に触れ、なにかの参照点でありつづけています。

その先輩が、昨秋お会いしたときに、こんなことを言いました。人生のなかで、食べ物が思い切り美味しく食べられる時期は、本当に限られている、と。一昨年、過労で倒れ、入院を余儀なくされて以来、様々に食事に気を遣わざるを得ないのだそうです。

40歳を来年に控え、私も身体のあちこちにガタが来ていることを実感しています。とは言え、私は食べても太らない体質でしたし、もともと食に対してまったくこだわりの無いほうですから、「食べること」をそんなふうに捉えることに、大いに虚を突かれた心地になったのでした。

いわゆる「幸せ太り」に縁の無かった私は、おそらくこのまま行くのだろうな、と完全にタカを括っていました。同い年の同僚が、結婚を境に日々成長する様子を横目に、私は就職のさいに作ったスーツを未だに着られることが密かな自慢でした。

と、思っていたところ、ここ1年ほどの間に、2〜3kgも増えていることが判りました。身長172cm、体重55kgの貧相なつくりで、55kgの壁を長らく越えることができずにいました。飲み会でストロボを焚かれると、妖怪が怖がるくらい、私の顔はミイラになります。そんな私が、いまや50mm f1.2s付のF3を3台、毎日ぶらさげて歩いているようなものなのです。

肩こりもひどく、日によっては腕がしびれるくらいです。また、なにごとが起きているのか不安になるくらい、頸椎がボクボクと音を立てています。

これが厄年の境目に起こる体質の変化なのか…..。前厄を間近に控えて、本気で食事や生活を見直してみようと考えているのでした。

2006Octtyo037

Comments:3

M.Niijima 07-09-19 (Wed) 14:29

かなり不摂生な生活をしているわたくしですから、それは自業自得なのですが、前厄の年に十二指腸潰瘍となりました。
厄だなんて迷信に過ぎないと高を括っていたのですが、(大厄期の)前厄から後厄に至る大まかな期間で、老化への一歩と云いますか、たいていの人間が体の不調を訴える、故障を抱える、そういう時期に重なるのかなと、であれば昔の人は経験的な裏づけをもって、この風習(?)を設定したのかなと思うに至りました。
因みにわたくしは厄除けのお祓いに詣でず、その年に旅行をした先の神社にて(あまり厄除けで名を広めているところではありませんでしたが)お守りを購入して済ませてしまいました。
脅かすわけでは決してございません。逆に、食事や生活を見直すよい機会であると、ポジティブにお考えになられてはいかがでしょうか。

io 07-09-19 (Wed) 23:25

こんにちは。
健康志向に完全に目覚めた私からのアドバイスです(笑)半分本気に受け止めてくださいね。
Niijimaさんのおっしゃるように厄年は成年男子の体のツケが一気にその年頃から出始めるよという先人からの知恵だと思っています。女性の場合はその昔は出産の年頃が現代よりもはるかに若かったから出産後の体の変化による設定だったのでしょう。

さて、体の不具合というものは音もなく忍び寄り、そして、着々と計画されています。mbさんの体から発せられる肩こり、手のしびれは体からのSOSサインと受け取っていいと思います。血が巡りが悪いわけですね。それを放っておくといけません。

しかし、体というものは正直でこちら側がちゃんとメンテナンスをしてあげると正直にそれに応えてくれます。本来人間が持っている自然治癒力がそうです。すこしきつめの運動をする(ウォーキングよりはジョギングや水泳などの有酸素運動)を3ヶ月すると確実に体は変わります。

それといい水。たくさん飲んでください。血がきれいになります。

でも、大切なことは+思考で行動することです。have toだとストレスになりますから焦らずやってみてください。

mb 07-09-21 (Fri) 0:28

>M.Niijimaさん、ioさん
お心のこもったコメントをありがとうございました。早晩、訪れるであろう事態の深刻さを、おふたりのコメントから感じることができました。目を覚ましていただいた心地です。

>M.Niijimaさん
高校時代、胃下垂気味で胃腸は弱かったのですが、下宿を初めて以来、別人のように大過なく過ごしてきました。それは今日まで続いていて、とりわけカミさんと一緒になって以来、食事が良くなったせいもあるのでしょうか、未だに快調なのです。ですから、「体調を崩す」とは、せいぜい風邪くらいのものでした。
それがここ最近、肩こりがやたらひどく、体重も増加気味….一時は60kgが目前になっていました。それでもまだ、「少しは太った方が良かろう」くらいに思っていたのでした。
しかし…..やはり私もタダの人です。Niijimaさんがおっしゃるとおり、動物としての人間の生理には、敵いそうもありませんね。お祓いに行って、前向きに考えることにします(笑)。ありがとうございました。

>ioさん
具体的な方法まで教えていただき、ありがとうございました。「3ヶ月」という目標設定は、とても心に響くものでした。今年いっぱい、運動に心がけていれば、もしかするといまの苦しさから解放されるかも…..。実際、これまでに記憶にないくらいの痛みなのです。
白状すると、自転車通勤も滞りがちになっていました(苦笑)。ガソリン代が上がったので、それがちょうど良い機会だったはずなのですが、暑さに負けたことと、なんやかんやで車を必要とすることが…..いえ、全て言い訳ですね(笑)。
水は普段からたくさん飲んでいます。500mlで3本ほどかな…..。珈琲を節制しなくてはならないかもしれませんね。いずれにせよ、3ヶ月後の体質改善を、まずは目標に…..。お気遣いいただき、本当にありがとうございました。

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