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続 続 続 続 続 続 Penの快楽。

Pens3002-1

機械のことを書くのは難しいなぁ…..と改めて実感しました。その機械に対する基礎的な知識に欠けているからですが、文献の引き写しをしても始まらないので、なにか別のことを…..と思うことに無理が生じるのです。

そうして私自身の使い方を、できるだけ忠実にトレースしてご紹介したわけです。手元にS2.8とS3.5を並べ、違いを確認したり、裏蓋を引き抜いてフィルムを入れたり出したりしてみたり、空シャッターを切ってみたり、上下左右前後と、くるくる回して眺めたりしました。しかし、そうして紡がれた言葉は、どれもこれもありきたりなことばかりでした(苦笑)。

つまるところ「その機械で、何にレンズを向け、どの瞬間にシャッターを切っているのか?」でしかありえないのなら、それは後付の言葉よりも、既に写真が物語っているのでした。

いささか大袈裟な言い方になるかもしれませんが、Pen Sは日本人にとってのバルナック型ライカなのではないかと思います。平均的に肉厚で骨太な掌を持つ欧米人にとって、バルナックライカは掌にスッポリ収まるサイズの機械ですし、その機動性は「写真を変えた」とも言われます。

私自身、父の所有のバルナックを触ったことがありますが、あまりの重量感に驚いたことがあります。やはりその機動性は、どこまでも欧米の基準に依るもののように思えました。つまり、平均的な日本人にとって、バルナックと言えども大型・重量級のカメラのように思えたのです。

その点、Pen Sは、私にとって理想のサイズです。なので、Pen Sでなければ撮れない写真は何なのか、それを探しながらこの先もこの機械を使い続けたいと思うのです。

ペンスケッチ展3を紹介して下さったCAPAの記事に、「デジタル時代になってもペンは大活躍している。」という箇所がありました(詳細はこちら)。たしかにその通りなのですが、むしろデジタル時代だからこそ、ますますPenの存在意義が高まっているような気もするのでした。

(了)

Pens3021-1

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