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利き眼。

  • November 10th, 2006 (Fri) 20:17
  • 家族

2006Tenjin033

過日の義弟の結婚式でのことです。親族控室で披露宴が始まるのを待っていました。私の手元にはFAがあり、待ち時間の様子もフィルムに納めるべく、シャッターを切っていました。

義弟の両親、祖母、叔父、叔母、妹など、ひととおりを撮り終えて、席に戻りました。すると、5歳になる私の息子が、「俺にも貸せ。」と言ってききません。

FAの良いところは、F3に比べて普及機であることでしょうか。仮にそのとき、私が持っていたのがF3だったとすると、いくら可愛い息子とは言え、指一本、触れさせなかったことでしょう。

ちょうどそのとき、私の向かいには、義父を挟んで、義母の弟と新郎が座っていました。この距離なら、ほど良い加減で、3人の顔が1コマに納まりそう。目測でピントを合わせます。

両手でふんだくろうとする息子をなだめながら、後ろから抱くようにして、カメラを渡しました。小さなてのひらで、ボディの両脇をつかもうとします。危なっかしいので、そのまま私も手を添えてやりました。

「ここを押すんだよぉ〜」と、右のひとさし指をシャッターボタンに案内しかけたそのときです。見よう見まねで覚えていたのか、彼はファインダーを覗き込もうとします。そのとき、私は「あっ!」と声を上げました。

迷うことなく、彼は、左眼で覗き込んでいたのでした。そう言えば、彼は正真正銘の左利き。ならば当然、利き眼も左眼なのでした。

……..。

世の中の、いかに多くの物事が、右利きに有利に出来上がっているか、息子を通して、改めて知る思いでした。そう言えば、駅の自動改札すら、右利き専用と言わんばかりです。左手で切符を入れ、隣のレーンを進もうものなら、間違いなく、駅員さんに呼び止められてしまいます。

左利きであることが、彼を「写真」や「カメラ」から遠ざけてしまうでしょうか? もちろん、左利きの写真家が大勢いらっしゃることも承知していますが…….。

などと、この先、どうなることやら皆目見当もつかない彼の将来に、少しだけ、小さな胸を痛めてみたりするのでした。

2006Tenjin0331

Comments:9

散歩道 06-11-10 (Fri) 21:14

■marmotbabyさん、
私も思わず声を上げました、「ここにも将来の逸材が・・」。
何時だったか「左眼の効用」と題してコラムを書いたことがあります。私の周りにも「左眼」でファインダーを覗き、数多くの傑作を撮り続けている仲間が多勢います。デジ一眼などを覗こうものなら液晶に鼻の脂がべっとりと付いて困る、などと言いますが、「右目」でしか撮れない私には想像もできない世界を「左眼」で確認しているのだと思います。昔でしたら左手で箸なんぞ持とうものなら強制的に右手に直されたものです、でも左利きの有利さは多くの芸術家やスポーツ選手が証明済みです、無理して直さないで将来が楽しみです。
と、左眼に憧れる一人です。

jj 06-11-10 (Fri) 22:19

利き手は右、足はグーフィー、眼は左が僕。
利き手は左、足はグーフィー、眼は左が息子(同じく5歳:)
彼をみて可愛そうだなと思うのが蛇口を逆に回しちゃうこと。あと鋏ですね。

marmotbaby 06-11-10 (Fri) 23:19

>散歩道さん
いつもホッとさせて下さるコメント、本当にありがとうございます。問題は果たして、本人が「逸材」になる気があるかどうか……(苦笑)。
左利きには、私も一時期、憧れた憶えがあります。ただ、「優れた○○」になるか否かは、結局、右だろうが左だろうが、ほとんど関係ないかも知れませんね、やはり、最後は本人の努力かと(笑)。
むしろ私は、右利きか左利きかで、脳の使い方に違いがあるのかどうか、気になります。
それより、デジ一眼ですが、右目で覗いても、鼻の脂が付きませんか? これも私をデジ一眼から遠ざけている理由のひとつです。

>jjさん
ゲンキンなもので、jjさんの利き眼が左と判って、さらにホッとしました。気持ちが強くなりました。
蛇口やドアノブは、ウチもまったく同じですねぇ〜。ハサミは、レフティ専用のものを買ってしまいました。当然のことですが、右利きの私が使うと、まったくなんにも切れません。

sandman 06-11-11 (Sat) 4:09

こんばんは。私も先日、いとこの披露宴の写真をまかされまして・・。かるく撮っといてーなんて言われたけど、そうもいかないですよ(笑)。
ちなみに利き手は左です。眼は右で、眼鏡の右のレンズは極端に厚いです。

sandman 06-11-11 (Sat) 17:51

エラーが出たけどちゃんと書き込まれてるんですね。失礼しました。

つくちゃん 06-11-12 (Sun) 9:12

あら、私はやっぱり変なんだわ。。。
右利きで、矯正もしてないはずですが、いろんな場面で左が登場します。

左なのは、ファインダー、トランプを配る手、雑巾絞りで上に来る手、軸足、電話を聞く耳、携帯メールを打つ指。。。

ファインダーは、左寄りにあるから右目で覗いて両目開けてなきゃいけないのはわかってるんですが、右目をつぶって、左だけで合わせてしまいます。子供の頃からの癖です。。。

marmotbaby 06-11-13 (Mon) 22:04

>sandmanさん
コメント、ありがとうございました! やはり、写真好き、カメラ好きがバレると、たいへんな目に遭いますね。
しかし、左利きの方でも、利き眼が右の場合もあるのですね。
コメント投稿では、ご面倒をおかけしてすみませんでした。どうも、時間帯に因るようなんです…..。二度打ちは、まったく問題ありません。むしろ、注意を喚起して頂けて、ありがたく思っています。

>つくちゃん さん
「645」に頂いたコメントとあわせて拝読し、つくちゃんさんのお人柄が、さらによく判りました。つまり、右と左など、分け隔て無く愛される「博愛主義者」なんですよ! 決して、変じゃありませんよ!

らおた 06-11-27 (Mon) 1:15

昔の記事を掘り起こしてスミマセン。
自分も100%左利きなんですよ。やっぱりファインダーは
左目で覗きます。おかげで裏蓋がよく光ってます(笑)
左利きの人間はなんの迷いも無くその動作をしてるんで、特に困る事は無いですよ。きっとそのお子さんもそうだと思います。大丈夫(´∀`)

marmotbaby 06-11-27 (Mon) 20:49

過去記事を掘り起こして頂けるのは、書いた者にとって望外の喜びです。なにより、冗長な文に目を通して頂けたことは、なにものにも代え難い嬉しさがあります(喜)。
左利きの方にとって、世界がどう見えるのか、自分の息子がレフティと判ってから、常に気になるようになりました。「特に困ることはない」と言って頂けて、ホッとしています(笑)。ありがとうございました。

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