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先輩談。

Oki0130

終わってからつぶやくのは、はなはだ卑怯な振る舞いですし、道義的に問題があるかも知れません。いささかためらいを覚えながら、それでも書いてしまうのは、なにより自制心のない証です。

W杯、まったく観ていませんでした。タダの、一試合も。サッカーへのうらみつらみがあるわけではありません。「国を挙げての大盛り上がり」に対する反発もありません。知識が無いからでもありません。そもそも、知識を得ようとすらしていませんでした。要するに、私の生活にとって、なんの関係もなかったのです。

こう書くと、嫌味や皮肉や偏屈のアイデンティティを吹聴する、「逆バネの自己顕示意欲」のように思われるかも知れません。ですが、決してそういうことではなく、本当に「なんの関係もなかった」のです。

運動が嫌いなわけではありません。今となっては昔の話ですが、中学・高校時代、陸上部で短距離と跳躍が専門でした。痩身で風の抵抗が少なかったため、そこそこの記録は持ち合わせていましたが、結局、筋力が付かなかったので、高校時代は大いに伸び悩みましたが…..。

もちろん、陸上部など、直情径行、猪突猛進、球を持たせたら何をしでかすか判らない連中の巣窟です。すくなくも、私の母校ではそうでした。

テニスをすれば、間違いなく、3本に2本は隣のコートに打ち込むか、柵越えを連発します。ラリーなど、続いた試しはありません。サッカーでは、力任せにシュートを打つことしか頭にありません。「コンビネーション」と言えば、せいぜいバトンのリレーくらいですから、レシーブ・トス・アタックの三段論法など、複雑すぎて、まず理解できません。なにより、「飛び上がりながら落ちてくる球を打つ」という2つの動作の同時進行がなぜ可能なのか、未だに理解できずにいます。

挙げ句の果てに、「人の裏をかいて勝ちをおさめるなど、フェアプレイの精神に反する」などと開き直る始末です(以上、先輩談)。

そんなこんなで、陸上部とは、球技のできない連中の吹きだまりだったわけです。くどいようですが、私の母校の話です。「それでもオリンピックでは、Track & Fieldが花形なのだ」とつぶやいた先輩の顔を、いまでもハッキリと憶えています。

…..と、ここまで書いて、ふと思いました。やっぱり、あるのかなぁ…..うらみつらみが。

Oki0129

Comments:2

complex_cat 06-07-17 (Mon) 16:59

「俺たちゃ,民間人じゃない」からと,わざわざ学食のスプーンで缶詰を開けていた(ちょっとこつがありますができます)某大学アウトドア系サークルに所属していた友人の姿とだぶります。
 歌舞伎者ですな。

marmotbaby 06-07-18 (Tue) 20:36

C_Cさん、返信、遅くなってすみませんでした。
球技に対するコンプレックスは、我が陸上部員に共通する資質であり、また記録を追求する原動力でもありました。高校当時のグラウンドは、とてつもなく狭く、対角線でやっと100mが取れるほど(もちろん、普段の練習は近隣の陸上競技場へ出かけていましたが)。その狭いグラウンドに、野球部とサッカー部とラグビー部がひしめき合い、その間を縫うように、陸上部が練習に励んでいたのでした。従って、練習中の事故の多くは、球に当たることだったわけで…..。

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