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Pen S2.8の点検。

Oki0102

“TomyのリペイントTomyさんに、所有する2台のPen S2.8の点検をお願いしました。多忙なTomyさんのことですから、最低でも2ヶ月は覚悟したのですが、予想を遥かに超える短期間に仕上げて頂きました。例えて言えば、宛先を間違えて、戻ってきたのかと思うくらいの短さでした。

今回、特にお願いしたのは、裏蓋ネジロックの調整、アクセサリーシューの変更(ブラックボディ)と、ピント精度の確認(シルバーボディ)でした。なかでも、アクセサリーシューの変更は、私のワガママによるものです。

Tomyさんに初めてレストア&リペイントをお願いしたのがPen S2.8です。製造番号426***、「EL化(たしか、easy loadingの略)」と言って、巻き上げが滑らかな後期型です。そのさい、“HALF-MOON”のCANさんのHPを参考に、ブラック塗装とホットシュー化をお願いしたのでした。

実際、コードを使わずにストロボ同調できる簡便さは、とてもありがたいものでした。しかし、後にCOSINAのVCメーターIIを手に入れたとき、まったく固定できないことが判りました。ホットシュー化はPen EE-3のものを流用するのですが、ガイドに板バネなどの仕掛けが無いので、ポロポロ落ちてしまうのです。

Flickrに載せている宅野の写真(こちら)は、このPen S2.8で撮ったものです。フィルムはリバーサルを使ったのですが、そのさい、VCメーターIIのシューの下部にセロテープを貼り、嵩上げして嵌め込んでいました。

しかし、フィルム交換時には、メーターが巻き戻しノブに干渉します。そのたび、いちいちメーターを取り外さなければなりません。そうすると、せっかく貼ったセロテープが剥がれそうになってしまい、そのたび、ビクビクしていたことを覚えています。

元のシューに戻して頂いたことで、こうしたストレスから解放されることになりました。使用頻度から言っても、ストロボよりVCメーターIIの方が多いはずです。ホットシュー化によるスパルタンなルックスも捨て難かったのですが、実用には代えられません。

また、今回、Tomyさん特製のPen S2.8用のキャップも頂きました。Penを知り尽くしたTomyさんならではの、精巧な作りです。ご本人によると、Pen Sのレンズ部は外形寸法に個体差があり、嵌めたときの感触も異なるとのことですが、なんとも言えないまろやかな心地です。これは絶対にお勧めですが、撮影前に外すことを習慣にしなければならなくなりました(苦笑)。

「自分の仕業による機械には、敢えて保証期間を付けない」とは、Tomyさんご自身の言葉です。しかし、今回、一連の点検を必要とした理由は、使用者である私の仕業に因るものです。それだけに、この言葉には、とても心が揺さぶられるのでした。

……と、ここまで書いて、第2回 ペンスケッチ展の募集が始まっていたことを思い出しました。

げ。

Oki0090

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