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『宅野/TAKUNO』。

出張から戻ってきました。お寺の本堂のようなところに寝泊まりした3日間でした。スケジュールが詰まっていて、写真を撮り歩く余裕は無かったのですが、とても充実した3日間でした。

収穫は数多あれど、敢えてひとつだけ取り上げるとすれば、「虫除けスプレーって、意外に効く」と言うことでしょうか。

さて、今日は「戻ってきたら書こうと思っていたエントリー」です。

蒼穹舎」という写真集専門の出版社があります。その出版社が、森山さんの『TAKUNO』という写真集を刊行しています。『BUENOS AIRES』の陰に隠れて、私もまったく知りませんでした。見ると、刊行は2005年5月31日、1,500部の限定で、定価3,990円(税込)。

先週のことです。慌てました。なんでそんな大事なことを…..。大急ぎで連絡をとりました。売り切れ覚悟で電話しました。幸い、残部があったので、迷うことなく送付してもらいました。ホッとしています。

蒼穹舎HPの解説によると、1987年に撮影された宅野でした。細かく検証したわけではありませんが、『犬の記憶』にも描かれている、森山さんのお母様の納骨の折りに撮られた写真ではないかと思っています。

あの宅野を、森山さんがどのように撮るのか、楽しみで仕方ありませんでした。実際、現物を手に取ってみると、いまから20年近くも前の宅野ですが、ここ2,3年の間に私が撮り歩いたときと変わらぬ光景もあり、嬉しさがこみ上げてきます。

それにしても、なぜ、いま、このタイミングで、当時の宅野を写真集にしたのでしょうか…..。『BUENOS AIRES』という「公的な」仕事に対して、まるでバランスを取るかのように刊行された「私的な」『TAKUNO』。

叱られるかもしれませんが、巻末に付された、森山さん手書きの「あとがき」。400字詰め原稿用紙いっぱいにちりばめられた直筆の文字を眺めていると、森山さんの「かわいらしさ」が伝わってきます。

この夏に計画している、三たびの宅野行き、その楽しみが、また増えました。

余計なことですが、私の「宅野」はこちら。2年前の12月に訪れたときのものです。一部にカラーもありますが、珍しく、モノクロフィルムを使っており、memorandaに未掲載のものもあります。よろしければ、ぜひ、お立ち寄り下さい(ちなみに、今日の写真は宅野ではありません。Pen S2.8強化月間継続中です)。

Comments:2

M.Niijima 05-08-11 (Thu) 23:22

宅野、絵になる町ですね。marmotbabyさんのポートフォリオとても素敵でした。

marmotbaby 05-08-12 (Fri) 17:58

M.Niijimaさん、こんばんは。コメント、ありがとうございました。
宅野の写真、2年前にスキャンしたものです。当時はスキルも今以上に無く、ほとんど取り込んだままの状態で、情けない限りなのですが、褒めて頂いて嬉しくなりました(笑)。
宅野、良いところですよ…..。写真には撮り切れていませんが、「瀟洒」という形容がピタリと落ち着きます。近隣のほかの漁村も風情はありますが、「漁村」という範疇には括れないなにかがあります。
そう言えば、写真展を開かれるのですよね! おめでとうございます。のちほど、そちらにもお伺いしますが、盛会をお祈りします。

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